名護ピッチ、こんな感じで出してみたよ ~名護ピッチ Vol.3~

名護ピッチ/
  1. ホーム
  2. 名護ピッチ
  3. 名護ピッチ、こんな感じで出してみたよ ~名護ピッチ Vol.3~

おつかれさまです!
名護ピッチ、こんな感じで出してみました!!!

背景とかは、また語りたいなと・・
果たして通るのか!?どうなのか!?

フレフレ!!

 提出したもの

<質問1>
貴社の事業の詳細について教えてください。

・事業の概要(デジタル技術の説明含む)
・今後の展望
・エントリーの動機、必要性

事業の概要(デジタル技術の説明含む)

・社会人向け研修事業
 (Udemy(ユーデミー)での講義(受講生7万人)、沖縄合宿の実施)
・ITシステム構築支援事業
 (世界No.1がんセンターMDアンダーソンのデータ分析基盤の構築支援など)
・「森の学校」づくり
 (今帰仁村の森を開拓、自然で育つインターナチュラルスクールの構想)

今後の展望

・沖縄向け:名護市・沖縄県のITリテラシーの底上げ、ゴミ拾い活動の増強
・日本向け:DAOによる沖縄・名護の活動の認知、研修事業の実施
・世界向け:「味わい力」磨きを一般的にしていく

エントリーの動機、必要性

名護を世界一の自然都市にすることに貢献したいから。

AIやテクノロジーの進歩のなか、人が人らしく生きる行きていくには、
思考偏重の世の中から、心・体への回帰が必要と考えており、
その中心となるのは、自然と都市がほどよく融合する名護市以外にない。

<質問2>
ご提案内容について教えてください。

(選択したテーマ、名護市のどのような課題を解決するプロダクト・サービス、活用する先進デジタル技術、顧客ターゲット、提供価値・コンセプト、顧客チャネル・販路など)

テーマ

観光・ヘルスケア

背景

・名護は「やんばるの観光拠点」となればファン増加、リピートしたい場所になる(実証実験済み)
・そのためには日中〜夜間における「中心市街での体験」が必要
・中心市街で楽しめるスポットは増えてきているが、認知されていない(「知る人ぞ知る」状態)

問題

・旅行でスマホは便利だが、体験価値を損なわせている
(撮影に気を取られる、観光と関係ない通知が鳴るなど)
・ローランドさんも商品化「デジタル・デトックス」「脱スマホ」需要が増えている
・サウナ・キャンプ人気など、自然や日常を「味わう」体験をしたい人が増えている

ターゲット・コンセプト

そこで
「スマホなしで、今を味わって過ごしたい」という「デジタル・デトックス」需要
に対して
「名護中心市街における、脱スマホでのレジャー体験」を提供する

解決

脱スマホ・新レジャー「街なかクロス」
・スマホを預け、紙のマップを頼りに街なかを探索する
・チェックポイントを回ったり「石敢當を3つ探す」「タコスを食べ比べする」などのミッションに参加する
・加盟店・地元住民と協力して「情報誌に載ってない街体験」を作る(ex.下北沢カレーフェス)

ただ・・スマホを手放すと、旅で重要な「写真」を撮れない。そこで、

デジタル技術

すれちがい撮影カメラ「AcrossCam(アクロスカム)」
・手首につけたタグをセンサーに、街なかに設置したカメラが自動で動画・写真を撮影
・タグIDに応じて、個人ごとに撮影された動画・写真がクラウドで閲覧できる
・チェックポイント(=フォトスポット)や通過点に配置し、
 別アングル撮影や「いつのまにか撮影」など新しい撮影体験を提供

これは同時に「ヘルスケア」における、高齢者が健やかに過ごせるまちづくりにつながる

背景

・「高齢者のための介護・見守りサービスを…」といった解決策は、対処療法でしかない
・まだまだ活躍したい、デジタルだって使いこなしたい、という方はいる
(Yentaを使う70代、家をDIYで建てている70代、macを使う92歳が知り合いにいる)

解決

・根本解決は、高齢とされる方が元気になり、つながりを作ること。
・上記の「街なかクロス」において、地域の方(主にご高齢の方)に
 街なかを案内/ヒントの提示/ルートの開発をする役目として活躍していただく

<質問3>
ご提案内容の「名護市ならでは」ポイントについて教えて下さい。

(名護市のどのようなアセットを活用し、課題にこたえていく事業・サービスか?)

名護は将来「世界一の自然都市」になります。
それをふまえて3つの観点で説明します。

1.世界一の自然都市

豊かな自然に囲まれ、自然をテーマにしたテーマパークも建設予定。
名護に来れば、いつでも自然な自分に戻れる。ありのままの自分で帰っていく。
名護市はそんな自然と都市が融合した「世界一の自然都市」になります。

いずれ海から・空から、直接名護に入るルートも拡充。
晩に港から入れば、キラキラした街なかに入るワクワク感(資料参照)を味わえる。

上記提案は、デジタルから「自然への回帰」の流れで起きる
「味わい」体験をテクノロジーで支えるもの。
「自然都市」名護だからこその提案です。

2.適度に残る、解決できる課題たち

・弊社は名護市のゴミ拾いを実施しております。
キレイな海の隣の公園でも、子供がゴミを捨てている現状を見ています。

・市の子育て講座でIT活用の不備に直面しました。
リアル開催からzoomへと変更になり1ヶ月延期、
参加URLがテキストで封筒に入って送られてきました。

これらは課題である一方、上記ビジネス導入の際には、
「解決しながら成長できる機会がある」ととらえています。

上記提案の導入には、加盟店・地域住民の協力がかかせません。
「街なかをキレイにするためのゴミ拾い」
「お互いのナレッジをシェアするデジタル導入」など

すでにあるもの(街・人・テクノロジーなど)の良さを発見していく「再発見」と
「自分たちでもできる」という「心の基盤」の構築をしながら
ビジネスを育てていけると感じています。

3.世界の中心「名護」だからこそやる

少子高齢化の波を世界で一番に体験する「課題先進国」日本。
日本は、世界の課題解決リーダーとなる。

また日本の縮図は沖縄にある。
外資リゾートやコンサルなど、外部リソースにお金が落ちていく構造や、
周りを気にする島国ゆえの県民性・国民性。

そして、沖縄の中心には名護がある。
名護の人々が心から健やかに変わっていくことで、
名護から沖縄→日本→世界を変えていけると信じています。

そこで起こるべきビジネスは、
自然と都市、旅行者と現地民、熟年層と若年層・・・
様々なつながりが交差するもの。

すれちがいカメラ「AcrossCam(アクロスカム)」
脱スマホ・レジャー体験「街なかクロス」がそれを担います。

<質問4>
ご提案内容のビジネスモデル(マネタイズポイント)について教えてください。

名護市内で:
・「街なかクロス」体験への参加費
・「街なかクロス」に加盟する店舗への送客に対する広告料
・「街なかクロス」案内人への投げ銭(←タグの交差により送金できる仕組みも検討)

オンラインで(初期の主要マネタイズポイント):
・このビジネスを構築する過程を実践するDAO(コミュニティ)への参加費
スタートアップを体験しながら、必要なスキルを学べるDAOを年末〜年明けに構築予定

・「街なかクロス」体験を使った研修事業への参加費
研修例:「名護のビジネスを考えよう」「沖縄でゴミ拾いをして、その後は海を楽しもう」「名護の自然を味わいきろう」
すでに実施しており、弊社にも、名護にもお金が落ち、ファンにもなってもらえることを検証済み


名護市民向けに:
・上記の研修をミッションを変えることで、ワークショップとして住民の皆さまも顧客にできると想定
・ITリテラシー・「味わい力」アップなどの研修費


名護市街へ(後の主要マネタイズポイント):
・「街なかクロス」体験ノウハウの販売、体験構築コンサル
・すれちがい撮影が必要な場所への設置料
(自然の中でのトレイル体験、PV撮影、テーマパークなど)

<質問5>
ご提案内容の競合他社/類似サービスに対しての先進性、優位性について教えてください。

前提

すでにある技術で安価に作れると考えているため、
「カメラ技術」系とのサービスは協力していく姿勢。

「街なかクロス」を構築していく過程、
DAOの構築、各地のストーリー発見などの
「構築コンサル」や「過程での集客」において差を作る。

これまで研修事業をやってきたノウハウをここに活用する。


この前提のもと、競合になりうるものを3つあげる。

競合の可能性:防犯カメラ/クロス(ラリー)体験/レジャー体験各種

防犯カメラ:

特定のタグに対するセンサー設置、観光への対応がないため協業対象

クロス(ラリー)体験:

「観光オリエンテーリング」「フォトロゲイニング」などの体験はあるが、
(鎌倉観光オリエンテーリングなど)
見る限りファン向けのスポーツイベントとして設計しており、
観光での競合にはなりにくいと考える。

また、街なかをめぐる体験においては、撮影が手元のスマホによるものだけのため
「自然なシーンの撮影」「アングルを変えた場所からの撮影」などの体験が加えられるので
すべての街観光が顧客になる

レジャー体験各種(テーマパーク、美ら海水族館など):

名護市街が「体験を経て泊まる場所」「夜練り歩く街」として機能すれば、沖縄を広める仲間
その意味では北谷・那覇がライバルになりそうだが、カメラやメニューの提供により顧客(仲間)となればよい
ただし、中心市街のカフェ・レストラン・居酒屋・駐車場などの整備が必要。


一点、類似サービス

カメラシェアリングサービス「PaN」(文教スタヂオ)

https://pan.kinenshashin.net/top
・大きい筐体/手順の案内不備/スマホで十分 などの理由により、
「作った(別アングルでの)背景」での撮影にのみ優位性がある状態。(参考資料:万座毛にて)

・小さいカメラで/かざすだけ/スマホと違った撮影
といった違いで、街なかでの撮影スポット構築においては優位性がある。

<質問6>
ご提案内容の主要リソース、更に外部からリソースを調達する場合の想定パートナーについて教えてください。

(プロダクト・サービスのコンテンツ・基盤やプラットフォーム、マーケティングなど)

弊社の主要リソース

・名護市における体験構築についてのノウハウ(2022年11月に沖縄での研修を実施済み)
・マインドフルネスなども用いた心・体を健康にする研修メニュー
・メイン3,000名、サブ70,000名のメルマガ会員
・「FMやんばる」を中心とした地域人脈とのつながり

外部の想定パートナー様

・センサーつき防犯カメラを提供している会社様。
クラウドにデータの送信サービス構築経験があるとなおよし
もしくは、上記PaNを運営している文教スタヂオ様

センサーカメラ、場合によってはAWSを利用すれば安価で技術検証はスタートできる想定

また、追加サービス
・タグをかざすだけで決済まで可能
・タグをスマートウォッチにしてマップの表示

などする場合は、その時々に必要な企業様と連携して開発を行う。
その企業様も名護にご招待するor研修として受注する。

<質問7>
ご提案内容の想定主要指数について教えてください。(KPI・KGI)

長期目標

・「世界の自然都市といえば?」とアンケートを取り、「名護市」が回答数一位
・「日本の自然都市といえば?」とアンケートを取り、「名護市」が回答数一位

・日本全国宿泊先アンケートで名護市が一位
・沖縄県宿泊先アンケートで名護市が一位

・名護市民全員が「街なかクロス」を認知していて、参加したことがある
・名護市民5,000人が「街なかクロス」サポーターとしての自覚がある(全住民(10万人)の5%)

・名護市に落ちているゴミが0個

短期目標

・名護中心市街地(名護市営市場より徒歩15分圏内)の
 カフェ・レストラン・居酒屋の数が2倍

・2025年テーマパークのオープン後、1年間で
 名護市に泊まった人の「名護市街体験の評価」平均が5点中4点以上

・2025年に「名護」「名護市」の検索数が5倍
 (旅行者・従業員・移住者で3倍は達成できる)

・「街なかクロス」を住民で実施、参加者を
 100→500→1,000→5,000→10,000人と達成していく
 かつ、過程で満足度を5点中4以上をキープ

・「街なかクロス」サポーター数が
 10→50→100→500→1,000人と達成していく
・熱狂的かつ実力のある協力者が1ヶ月以内に3人

・2023年のDAOの参加者が500人

・2023年の沖縄研修への参加者が50人

まとめ

デジタルとはいっていますが、
人とのつながり、偶然の出会いが楽しいよねと・・

あとは、名護市民、でっかく目標立てよう!と!

結果は金曜までに出るそうです!

楽しみ!!